Starwood / Marriott 新ステータス【続報2】 すでに改悪の予感
Starwood / Marriott 新ステータス【続報2】すでに改悪の予感
シェラトン、ウエスティン、マリオットで、ゴールドステータス利用のレイトアウトをこれまで断られたことは記憶にありません。忘れている可能性がゼロとはいいませんが、おそらくほとんどなかったことは確かだと思います。
これまでは、カンファレンスホテルやリゾートを除き、100%ではなくとも、ほぼ確約に近いものだったと思われます。
ただ、今年に入ってからは、スターウッド系ではまだ特にありませんが、マリオット系では、これまでとの違いが明らかに感じられます。
新ステータス規約には「based on availability」との一文が加わったので、今後はホテルの都合で簡単に拒否される可能性が高まっていると思われます(ただ、ほかのホテル・アライアンスでは、それが普通かも知れません。これまではサービスしすぎたとの判断なのでしょう)。
わたしの場合、今年1回目の滞在である「ウェスティン仙台」では、チェックイン時に簡単にアウト16時が可能でした。
しかし、2回目の東京マリオットも3回目のさくらタワーも16時アウトは断られました。
チェックイン時には、前者では14時アウト(13時と言われたが粘って交渉。ただ最大でも14時と言われた)、後者では15時アウトでいちおう了解しました。
さくらタワーでは、チェックアウト当日の午前にもう一度お願いして、なんとか16時アウトにしていただくことができましたが、これも懇願してやっとという感じでした。
なにしろ旅行最終日で、16時に合わせて新幹線を予約しているので、こちらにとっても死活問題となります。黄金連休や年末は、直前ではほとんど取れませんし、席がないので当然ながら時刻変更もできません。
比較が不適切ですが、マイレージでビジネスクラスが非常にとりにくいのを彷彿とさせます。
東京マリオットの場合は翌日が満室といわれました。連休中なので、当初本当に混雑しているのかと思いましたが、空室検索をしてみたら部屋はたくさん空いており、若干の値崩れさえしているくらいでした。
さくらタワーは、連休最終日で次の日は月曜ですから、当然のように、やはりたくさん部屋は空いていました。
おそらく、8月以降の規約改定を踏まえ、マリオット社が「based on availability」の雰囲気を、顧客に慣れさせているのだと思われます。
このような状況を鑑みると、レイトアウトは、8月からは特にマリオットではかなり厳しい状況になると推測されます。旅行愛好者、出張愛好者(?)にとっては、著しく困った事態ですね。