Marriott新ゴールドのサービスレベル低下を正当化する意見はおかしい
何度も書いていますが、米国のMarriottのクラブラウンジのレベルはとても低いです。
そのため、Marriott旧ゴールドにラウンジアクセス権がついていても、あまり違和感はありませんでした。
このようにしたのは、Marriott社がほかのホテルプログラムと差別化をするために、
ゴールド会員に低レベルのラウンジをつけて、うまく優位性を感じさせようとした、したたかな戦略と思われます。
したがって、スターウッドの吸収後に、スターウッドゴールドをマリオットゴールドにリンクさせたのも、別に特別なサービスではないでしょう。
それをMarriott社の厚意や特別サービスみたいに主張するのはおかしいと思います。
それよりも、アメリカン・エクスプレス社と結託して、旧ゴールド会員の激増を図り、それをしめしめと実現して既存のスターウッド・旧ゴールド会員の重要な特典「レイト・チェックアウト16時」を剥奪してしまった「罪」のほうが非常に重大であると思うのです。