コロナ感染、東京五輪で悪化せず データが示唆

オリンピックとパラリンピックの開かれた東京のCovid-19感染状況は、日本の他の地域やデルタ型に見舞われている他国の状況とあまり変わらなかったという記事が見られました。

コロナ感染、東京五輪で悪化せず データが示唆
日本の「バブル」の穴を指摘する専門家も

東京での感染の規模とスピードは、日本の他の地域やデルタ株に見舞われている他国の状況とあまり変わらなかった。他国では、感染者の激増を引き起こす「スーパースプレッダーイベント」はその後の数週間または数カ月にわたって感染者の増加を招いている。だが、東京や日本全体の感染者数は8月中旬から急減し始め、現在はピーク時の約4分の1にまで減少している。

英キングス・カレッジ・ロンドン公衆衛生研究所の所長を務めた渋谷健司氏は、ほとんどの選手が滞在していた選手村から地域社会に感染が広がった明確な例はないと述べた。しかし、大会は日本のワクチン接種率や検査率が低かったときに開催されたため、安全とはみなされないと指摘。そこにはダブルスタンダードがあり、選手村はかなりうまくコントロールされていたが、外部は正反対だったと述べた。

WSJ Sep.17, 2021

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Posted by sheltie