SPG 由来のゴールド会員に対するマリオットのスタンスに疑問..
SPG 由来のゴールド会員に対するマリオットのスタンスに疑問..
SPG 由来(SPG AMEXカード由来含む)のゴールド会員に対するマリオット・ホテルのクラブ・ラウンジ・アクセス権剥奪も、もちろんとても残念です。でもそれは、マリオットによるスターウッド買収前には、もともとなかったものですので、最悪の最悪、あきらめもつきます(一度味わうと、なかなかつきませんが)。
ですから、それよりも、昔からのスターウッド・ホテル・ユーザにとっては、スターウッド・ホテルの16時レイト・チェックアウトがなくなり、ポイント・アップも半分に減らされる(25%)のが、さらに残念だと感じます。特にレイトアウトは海外では欠かせません。夕方遅くの便の時に、とても助かります。
最初は悲しくて泣いていましたが(嘘)、時間がたつにつれ、だんだん SPG 由来(SPG AMEXカード由来含む)ゴールド会員に対するマリオットのスタンスに強い疑問が涌いてきました。
私は2015年からSPG AMEX カードの会員で、すでに2回更新していますが、今回のマリオットの方針のおかげで魅力は半減以上したと思います。このような状況では、今後解約する方が増えるのは間違いないと思われます。
今後の無料宿泊に関して
今後のSPG AMEX カード特典の無料宿泊に関しては(わたしの見た範囲では)不明ですが、前ポスト記事の米国AMEX Platinum Cardの特典から考えると、50,000ポイントまでの宿泊になるのではないでしょうか?
これも閑散期はともかく、繁忙期の利用(おそらくカテゴリ5に格下げ)に関しては改悪になります。
今後もいろいろ切り捨てが行われるかも..
結局、マリオットによるスターウッドの買収は「かなりの凶」であったことが判明してしまった次第です。
このようなことがあると、今後も安心できませんね。
追加修正事項:2019年7月19日
上の記述では、ゴールド会員のポイント・ボーナス割合が50%から25%に減少することを嘆いています。
ただ、最終的にはプログラムのポイント付与基準が変わったため、新ゴールドステータスのほうが得られるポイント数は寧ろ増加しました。
これは新プログラムのわずかなプラスの一つと言えるでしょう。遅まきながら修正させていただきました。
【新プログラム・ゴールド会員:1米ドル=12.5ポイント(4.16マイル相当)】
Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテル(以下、Marriott Bonvoy参加ホテル)ご利用による獲得ポイント数:1米ドル=12.5Marriott Bonvoyポイント (通常会員- 1米ドル=10ポイント – の25%ボーナス)(*1)
(*1)米ドルが使用されていないMarriott Bonvoy参加ホテルでは、会員が獲得するポイント数は「対象料金」をMarriott International, Inc.が定めた為替レートで米ドルに換算することによって算出されます。
【旧プログラム・ゴールド会員:1米ドル=9ポイント(3マイル相当)】
SPGゴールド会員特典 1米ドル=3スターポイント(=現在の9マリオットポイント相当)
【SPGカードで決済の場合】
上記にそれぞれ利用金額100円あたり6マリオットポイント(2マイル相当)が追加されます。
【履歴】1)2018/04/19 冗長な部分を削除・修正しました。2)2019年7月19日 最後の部分を追加しました。