解約希望、アメックスの広告だが妙に納得の結果が…
わたくしの回答は??
(1)値段が高いほど、信頼できると感じる(Y)
(2)事業経営をしている、または副業をしている(N)
(3)人前に立つことが好き(N)
(4)旅行の予定は自分から計画するタイプ(Y)
(5)旅行はまず、宿泊先よりも航空券を予約する(N)
(6)あなたは《7》
2021/10/27までの時限広告なのでキヤプチャしちゃいました…
アメックスさん、おこらないでね…
Mileage and Hotel Stay
(1)値段が高いほど、信頼できると感じる(Y)
(2)事業経営をしている、または副業をしている(N)
(3)人前に立つことが好き(N)
(4)旅行の予定は自分から計画するタイプ(Y)
(5)旅行はまず、宿泊先よりも航空券を予約する(N)
(6)あなたは《7》
アメックスさん、おこらないでね…
WSJ に興味深い記事がありましたが、わかりづらいところもあったので、原典を探してみました。その内容を簡単にまとめてみます。
航空業界は、航空機内で行われたエアロゾル拡散実験のデータに基づいて、新型コロナウイルス感染する確率は小さいと主張しているようです。
しかしながら、シミュレーション事件による分析では、機内の換気・ろ過システムの性質上、エアロゾル濃度が大幅に低下するものの、必ずしも機内感染の確率やリスクが低いというわけではないことが示されました。
しかし、マスクの着用、特に高効率のマスクの着用は、このリスクを大幅に減少させることもわかりました。
12時間のフライトでは、個人の平均感染確率は0.8%から10.8%になります。
乗客全員が12時間のフライト中にフェイスマスクを着用した場合、平均感染確率は高効率/低効率のマスクで約73%/32%減少します。
1時間の食事サービス時に、マスクを外した場合、マスクを外さない場合に比べて平均感染確率は高効率/低効率のマスクで59%/8%上昇します。
高効率のマスクでは平均感染確率をかなり減らせるが、低効率のマスクではあまり減らせないので、外した時の変化は、逆に低効率のマスクで小さい、ということなのでしょう。
食事の時に1時間外しただけで、平均感染確率が1.59倍になるのですね。
実験的エアロゾル分散データに基づくCOVID-19の機内伝達、Zhaozhi Wang(博士)、Edwin R Galea(博士)、Angus Grandison(博士)、John Ewer(博士)、Fuchen Jia(博士)、ジャーナル・オブ・トラベル・メディスン、第28巻、第4号、2021年5月
概要
背景
長距離および短距離のフライトにおいて、コロナウイルス2019(COVID-19)が機内で感染する可能性があることは、旅行者にとって懸念すべき問題である。航空業界は、報告された症例やモデリング、航空機内で行われたエアロゾル拡散実験のデータに基づいて、この病気に感染する確率は小さいと主張している。
方法
B777-200型機の実験で得られたエアロゾル拡散データとWells-Riley式の修正版を用いて、クアンタ発生率とフェイスマスクの効率を含む様々なシナリオに対する機内感染確率を推定しました。クアンタ発生率は、文献で報告されているCOVID-19イベントに基づいて選択し、マスク効率はエアロゾル拡散実験から決定した。
結果
MID-AFTのキャビンが最も高い感染確率を示した。2時間のフライトで計算された個人の最大感染確率(マスクなし)は,「穏やかなシナリオ」の4.5%から「厳しいシナリオ」の60.2%まで変化したが,対応する平均感染確率は0.1%から2.5%であった。
12時間のフライトでは、個人の最大感染確率は24.1%から99.6%に、平均感染確率は0.8%から10.8%になります。乗客全員が12時間のフライト中にフェイスマスクを着用した場合、平均感染確率は高効率/低効率のマスクで約73%/32%減少します。
1時間の食事サービス時を除いて乗客全員がフェイスマスクを着用した場合、マスクを外さない場合に比べて平均感染確率は59%/8%上昇します。
おわりに
今回の分析では、機内の換気・ろ過システムの性質上、エアロゾル濃度が大幅に低下するものの、必ずしも機内感染の確率やリスクが低いというわけではないことが示された。しかし、マスクの着用、特に高効率のマスクの着用は、このリスクを大幅に減少させる。
Inflight transmission of COVID-19 based on experimental aerosol dispersion data, Zhaozhi Wang, PhD, Edwin R Galea, PhD, Angus Grandison, PhD, John Ewer, PhD, Fuchen Jia, PhD, Journal of Travel Medicine, Volume 28, Issue 4, May 2021. https://doi.org/10.1093/jtm/taab023
岡田正彦氏(新潟大学名誉教授)の著書「大丈夫か新型コロナワクチン」を読みました。
とても興味深くためになり、到着した金曜の夜に、2時間くらいかけて、全部読んでしまいました。
『mRNAワクチン』=モデルナとファイザーの新型コロナワクチンがどのような作用機序を示すものか、
初めて概略を理解することができました。その仕組みを要約してみると以下のようになります。
作用機序:『mRNAワクチン』=モデルナとファイザーの新型コロナワクチン
Covid-19の表面には「スパイク蛋白」(トゲトゲ蛋白)という突起がある。
Covid-19は、それを人の細胞方面の突起に合わせて侵入する。
この「スパイク蛋白」(トゲトゲ蛋白)の設計図(遺伝子であるメッセンジャーRNA)を人工的に合成し、
なおかつ「人工膜」で包んだものが『mRNAワクチン』=モデルナとファイザーの新型コロナワクチン。
この人工膜(ポリエチレン・グリコール;ワクチンに使われるのは、今回が初めて)が曲者で、アナフィラキシーショック(重篤なアレルギー)の原因と言われている。
『mRNAワクチン』が筋肉注射されると、全身の血管の内側を覆う内皮細胞に、最初に触れる。
(これが重大な問題を引き起こすと、著者の岡田正彦氏は考えている)ワクチンが内皮細胞に触れて密着し、mRNA=人工コロナ遺伝子だけを細胞内に放出。
細胞内のリボソームで、「スパイク蛋白」(トゲトゲ蛋白)の設計図(遺伝子であるメッセンジャーRNA)をもとに、ウイルスと同じ「スパイク蛋白」(トゲトゲ蛋白)が産生される。
細胞の外に出された「スパイク蛋白」(トゲトゲ蛋白)を見つけた血管内の『免疫細胞』が反応して
『抗体』(その後、もしCovid-19=新型コロナウイルスに感染した場合に、戦闘部隊となる)が産生される。
岡田正彦氏(新潟大学名誉教授)の著書「大丈夫か新型コロナワクチン」より引用
文字だけだと理解しづらいですが、図があるとわかりやすいので、公開されているかどうかあとで探してみます。
追記:本の中にyoutubeビデオがあると書いてあったので探したらみつかりました。
まだ、決めたわけではありませんが、前回の記事を書いた後に熟考し、ついに解約の気持ちが強くなってきました。
SPGカードを解約しても、マリオットの平会員として、このカード自体がなかった平和なSPG入会から2014年ころまで当時のように、地道に行くのも悪くないかと思えてきました。
平和というのは、どういう意味かと言うと、スターウッド時代はラウンジがすいていたんですよ。ほんとうに。
SPGカードができる前は、おそらくスターウッド・ゴールド会員は少なく、いわんやそれからステップアップしたプラチナ会員も、極少だったのではないかと推測します。
おまけに、当時はクラブルームを予約して泊まる人も、けっこう少なかったのでは?
クラブフロア自体の知名度も、かなり低かったように思います。わたしも初めて聞いた時は、ホテルに何か特別なクラブ(サークルみたいな集合体)があるのかと思ったくらいです。
利用者が少ないから、ビジネスの打ち合わせなど、ラウンジ本来の用途も明確だったと思います。
でも最近では、プレゼンテーションの打ち合わせなどをしていたら、いぶかしがるような本末転倒の人もいるかも知れませんね。
ビジネスだけでなく、家族で楽しむのも、もちろん本来的な利用だと思います。
ラウンジは仕事や娯楽に活用すべき場所であり、決して「お通夜」をするところではないと、個人的には思っています。
特に興味はないので、通常の入会ポイントはどれほどなのか知らないのですが、今日、下記のメールがマリオットから来ていました。
わたしは2015年からSPGカードの会員で、マリオットサイトにもディフォルト支払いクレジットカードとして、それを登録しています。
それにもかかわらず、メイルでもサイトログイン中にも、頻繁にカード宣伝や入会キャンペーンが表示され、けっこう辟易しています。
でも、なぜこの話題をわざわざ取り上げるかというと、実はSPGカードの1年1回の宿泊特典をどうしようかと困っているからです。
SPGカードと聞くと、すぐに50000ポイント相当の無料宿泊特典のことが連想されてしまいます。
最近は感染力が従来の数倍と言われるデルタ型の台頭に伴い、エリア内のマイクロ・ツアリズムも自粛しているので、昨年使用したウェスティン仙台での消費もままなりません。
皆さん同じことを考えると思いますが、宿泊特典を50,000ポイントに変換して、アカウントにそのまま保存できれば一番助かります。
会社側からすると無理なお願いで、実現は極めて困難かも知れませんが、マリオットの今後の英断に期待したいと思います。
カードを退会したらと言われそうですが、まだそこまでは気持ちが達していません。
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JCBビジネスカードの継続の件で、Web フォームから連絡しました。
しかしながら、数日たってもまったく埒が明かず(返事が殆ど来ないのです..)、超いらいらしました。
仕方ないので、普通に法人デスクに電話したところ、20分ほどかかりましたがすぐ解決しました。
JCBって官僚的な体質を節々に感じますが、やはり電話でないとまったく埒が明かない会社のようですね。
あまり電話は好きではないので、Webで済ませたいと思ったのが間違いでした。
「期限までに利用がないと更新がない」という(冷徹な、でも仕方ない)連絡があり、慌てて利用しようと思ったのですが、肝心のカードが見つからず、やむを得ずお願いして再発行していただきました。
まだカードが来ていないので最終確認はしていませんが、再発行と同時に有効期限の更新もしていただけるようです。
関係ないかもしれませんが、公共料金の新規支払い設定(カードがなくても、これだけはWebで可能)を、電話前にしておいたのが功を奏したのでしょうか?
いずれにしろ、一件落着で非常に助かりました。
迷いましたが、しばらく継続を決めたThe Classと併用して、海外旅行保険(入院治療保険)を活用するのが、カード継続の主目的です。
当分行くことはないでしょうが、これは数年後のための、文字通り「保険」と言えるでしょうね。
ちなみに、こちらはコストパフォーマンスが悪いので解約しました。このような時代ですので、余計なものは取り除き、選択と集中に徹したいと考えています。
三井住友カードも海外旅行保険は魅力的ではありますが、節約のため、JCBに集中してみたいと思います。
更新カードは、すでに今月来ていて、資源を無駄にしてしまいました。
新カードはVisaタッチ決済(このご時世あまり触りたくないので、できれば事象に正確に「コンタクトレス」と命名してほしい)にも対応していました。電波マークでわかります。
仙台都市圏内・宮城スタジアムでのサッカー東京五輪が、ある意味の「復興五輪」として、無事終わったようでよかったです。
最近、仙台の感染者数は増えていますが、ほかの地方に比べれば、オーバーシュートはしていないと思われます。
結論は、もう少し見ないとわかりませんけれども..
宮城の有観客開催は「成功」 五輪組織委・武藤事務総長
2021年08月02日 06:00
宮城スタジアム東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は1日の記者会見で、7月31日まで有観客で開催された宮城スタジアム(宮城県利府町)のサッカーについて、「大変成功されたのではないかと思う」との認識を示した。
首都圏以外の観客収容に関して「各地域でいろんな事情があった」とした上で、宮城の判断は「特筆されるべきもの」と話した。
観客上限1万人とされた中で、最高は31日の5500人。6日間合計で1万9300人だった。
武藤氏は「約2万人が観戦したのは、ほか(の会場)には例のないこと」とし、東日本大震災からの「復興五輪」という面も含め、「重大な発信を宮城からしたのではないか」と評価した。
kahoku.news
スウェーデン選手、インスタに宮城の夕焼け 各国から「いいね」
2021年08月03日(火) 7:20フォロワー数3万6000人(1日現在)のGKセチラ・ムショビッチは7月28日、「私は日本人が好きです」と絵文字を交えて投稿。宿泊した県内のホテルのサービスの良さを紹介し「働く人たちの優しさに敬意を表したい」と書いた。
FWフリドリナ・ロルフォは、9万1000人(1日現在)のフォロワーに向け、県内で撮影した幻想的な夕焼けの写真を紹介。「いい写真だ」「なんて美しい夕焼けなんだ」など、世界各国から100件を超えるコメントが寄せられた。
前回大会2位の強豪スウェーデンは、7月27日に宮城スタジアムで行われた1次リーグで、ニュージーランドに2-0で勝利。30日に埼玉スタジアム(さいたま市)であった準々決勝で、日本を3-1で下した。
kahoku.news
アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを接種した一部の人に血栓が生じる問題で、前に掲載した記事よりも遥かに新しい記事がありました。
WSJのWebサイトでも、古い記事のほうがアクセス上位に出ており、前回は全く気づきませんでした。気づかぬ方が悪いのでしょうが、掲載の仕方にも問題があるようです。
下記の記事によると、アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを接種した一部の人の血液で、主要な抗体が標的とする少数のアミノ酸が特定されたということです。
この血栓が生じる症状は、「ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)」と呼ばれ、アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを接種した場合には、10万人に2名程度の割合でおきるようです。
仮に人口約110万の仙台市民の半分が接種したとして(実際使われるのは、ファイザーかモデルナでしょうから、あくまでも例え話です)、11名に生じるとすれば、決して少ないと割り切ることはできないと思われます。人口230万の宮城県なら23名です。
しかもそのうち約1/6はなくなってしまう可能性もあるわけですから、今後もアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの運用に関しては、世界的に注意していくべきものと思われます。
コロナワクチン接種で血栓、アミノ酸が関与 新研究
原因究明に新たな手掛かり、迅速な治療に役立つ可能性カナダ・マクマスター大学(オンタリオ州)の研究チームによる発表によると、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを接種した一部の人の血液で、主要な抗体が標的とする少数のアミノ酸が特定された。
ワクチン接種に関連付けられる血栓の原因を巡り、新たな手掛かりが示されている。研究ではアストラゼネカのワクチンを接種した人の血液サンプルが分析された。
血栓はワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)と呼ばれ、米 ジョンソン・エンド・ジョンソン (J&J)のコロナワクチンとの関連性も指摘されている。
政府集計によると、英国、欧州、米国で計170人以上がワクチン接種後にこうした症状で死亡している。研究者や医薬品規制当局によると、その多くはワクチン接種前には健康に見えた若い成人であったという。
英国では、アストラゼネカ製ワクチンの初回投与10万回当たり1~2人がVITTを発症し、50歳未満でより多く見られる。英国での初回または2回目の接種後の発症数は、6月23日までの約4520万回の接種に対し395人に上った。このうち70人が死亡した。
欧州当局が今月発表したところでは、アストラゼネカのワクチン接種5140万回のうち、VITTが疑われる症例は479件見られた。つまり10万回当たり1件弱となっている。
欧州でのJ&J製ワクチン接種では、700万回のうち21件発生。これは10万回当たり約0.30件で、はるかに少ない。
こうした症例のうち、アストラゼネカのワクチン接種後に死亡したのは100人、J&Jのワクチン接種後では4人となっている。
米保健当局は6月下旬、J&J製ワクチンを接種した1230万人超のうち、38件の血栓症候群が確認されたと発表した。これは10万回当たり約0.31件の頻度だ。
米疾病対策センター(CDC)は5月、3人の死者が出たとし、血小板の減少と血液凝固、同ワクチンの組み合わせに「妥当な因果関係を示唆する」証拠があると述べた。CDCからコメントは得られていない。
WSJ, July 8, 2021
2021年7月10日、福島市で行われる東京五輪の野球・ソフトボールが無観客となることが決まった。
個人的には、いまでも東京五輪は秋に延期すべきだったと考えているし、無観客の方が感染リスクが減るのは当然であろう。
ただ、この決定に釈然としないものを感じのは、わたしだけであろうか?
この件では、福島県知事の「県民への思いやり」というよりは、単なる彼の「自己保身」が見え隠れする。
というのは、大義名分だけという批判もあるが、この五輪には「東日本大震災からの復興五輪」というキャッチフレーズがあるからだ。
これによって、東北、とりわけ五輪開催地の福島と宮城県民にとっては、非常に思いの深い五輪と断言できる。
たとえ「大義名分」であったとしても、当事者(わたしもその一人だ)にとっては本当にありがたく感じる。
これまでお世話になった世界の人々に、東北の復興の状況や、東北の人々の元気な様子を見ていただきたいという気持ちも強い。
仙台では東北楽天イーグルスが1万数千人の有観客開催を続けているし、今日2021年7月17日にはプロ野球オールスタ―ゲームも有観客で開催される。
そのようなノウハウを生かし、イーグルスと宮城県と福島県が協力することによって、2県で有観客五輪を成功させることも、夢ではなかったのではないか?
福島県知事の杓子定規の対応が、下記のような福島県民の夢を水泡に帰してしまった。
あづま無観客「ただただ残念」 五輪、福島県民に落胆
2021年07月11日
有観客から一転して無観客での開催が決まったあづま球場=福島市残念でならない―。福島市のあづま球場で行われる東京五輪の野球・ソフトボールが無観客となることが決まった10日、有観客から一転した方針に、県民に落胆が広がった。関係者は新型コロナウイルス感染症が拡大する状況を受けた判断に一定の理解を示しながらも、五輪を生で観戦する機会だけでなく、復興の姿を示す場が減ることに肩を落とした。
「何年も前から準備を進めてきたのに」。都市ボランティアの福島市の梅津逸春さん(73)は無観客に伴い、活動が中止となることにやりきれない表情を見せた。少年少女のソフトボールの指導やスポーツボランティアなど70歳を過ぎてからもスポーツ活動に携わってきた。都市ボランティアに登録し、9日はJR福島駅前での現地研修に参加。本番用のユニホームを受け取るなど、大会に向け気持ちが高まっていたところだった。「東京は無観客で仕方ないと思っていたが、福島と宮城は復興五輪という背景がある。観客を入れての開催を望んでいたので非常に残念だ」と言葉を漏らした。
観戦チケットは10日に再抽選の結果が示されたばかり。28日の野球の観戦チケットを持っていた郡山市の女性(32)は再抽選でも当選し期待を膨らませていた。その日のうちに無観客となり「全国から観客が来るので仕方がない気はするが、ただただ残念。1年延期したにもかかわらず観戦できなくなり、『結局か』という思い」と嘆いた。学校連携のプログラムで観戦予定だった川俣町の福田小4年の黒沢龍輝君(9)も「選手が打つところや投げるところ、活躍する格好いい姿を見るのを楽しみにしていた」と残念がった。
大会成功に向けて尽力してきた県内の競技関係者。パブリックビューイングや「おもてなしイベント」はいずれも中止。コロナ禍で関連イベントが次々と中止となり、有観客開催は競技の魅力を伝え、今後の盛り上げにつながる望みだった。県野球連盟の花沢興一会長(80)は「何が正解か分からない。有観客でやってほしいというのが本音」とこぼし、県ソフトボール協会の長沢初男会長(73)は「本当にショックが大きくて言葉が出ない」と述べ、「どんな状況で復興五輪を伝えたらいいのか」と言葉少なに語った。
福島民友新聞, July 11, 2021
英アストラゼネカ製ワクチンで、まれに血栓が生じる理由に関して、ドイツの大学教授が確信的な仮説を発表しています。
英アストラゼネカ製ワクチンは、「ウイルスベクター型」というタイプのワクチンです。
それが「自己免疫反応」を引き起こし、血栓につながる可能性があるということです。
ワクチンでなぜ血栓? 手掛かり確信する研究者も
ドイツにあるグライフスヴァルト大学の血液専門家、アンドレアス・グレイナッハー教授らは、「ウイルスベクター型」ワクチンが自己免疫反応を引き起こし、これが血栓につながる可能性があるとみている。
ウイルスベクターとは、「アデノウイルス」と呼ばれる改変した無害な風邪ウイルスを使って、コロナウイルスと闘うための遺伝子情報を運ばせる技術だ。
同教授によると、この反応は英アストラゼネカ製ワクチンにみられるタンパク質と防腐剤に関連している可能性がある。
アストラゼネカ製ワクチンにみられる人間の細胞に由来する1000以上のタンパク質と、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)と呼ばれる防腐剤を特定した。
彼らは、医薬品に広く使われるEDTAによって、これらのタンパク質が血流に入り込み、PF4と呼ばれる血小板との結合を促し、抗体の生産を活発化させる合成物を形成するという仮説を立てている。
ワクチンによって引き起こされた炎症にPF4合成物が加わることで、免疫システムはバクテリアに感染したと思い込み、使われていない防衛メカニズムを誘発。これが制御不能に陥り、血栓や出血を引き起こす可能性があるという。
なお、彼らは米ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンについては、まだ調べ始めたばかりということである。
WSJ, May 14, 2021